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埼玉県の母子感染症予防啓発例

今年は啓発のための本「エリザベスと奇跡の犬ライリー」を一月に発刊することができました。
でも、母子感染症予防に関する情報をもっと日本中に広めたいと考えたとき、
やっぱり自治体や国が主導してくださる方が確実です。
そこで、これまでどんな自治体がどんな協力をしてくれたか、また、それらの協力が今もなお続いているのかを、確認しようと思い調べていたところ、埼玉県知事からいただいたメールを見つけたのです。

実は、トーチの会ができて間もないころ、各自治体に向けて、母子感染症の予防啓発にお力添えいただけないかメールをたくさん送っておりました。
そんな中、埼玉県のホームページ上にある「知事への提言」フォームにメールを送ったところ、返信がありました。
その後、埼玉県議会議員のお力添えもあり、担当部署の方を含めた勉強会を開いたり、
その勉強会で理解を示してくれた担当者のはからいで埼玉県主催の母子感染症研修会を開いていただき講師をつとめさせていただいたり、
埼玉県の母子手帳には自治体の任意ページに母子感染症予防について独自に記載してくださったり、
埼玉県独自の啓発パンフレットを作成してくださったりと、
どの自治体より先駆けて協力をしてくださった埼玉県です。

今後も、継続的に母子感染症予防啓発をしていただけたらと思います。
また、ほかの自治体も、ぜひこの埼玉県のように積極的に啓発に力を入れていただけますよう、よろしくお願いいたします。

埼玉県オリジナルパンフレット

埼玉県HP

さいたま2

埼玉県HP

埼玉県母子手帳母子感染1

埼玉県の母子手帳「母子感染」のページ

埼玉県の母子手帳「母子感染」のページ

トーチの会 代表様

  私あてにメールをお寄せいただきありがとうございました。
  トキソプラズマとサイトメガロウイルス感染を予防したいと思う代表様のお気持ちは分かりました。
   経験を踏まえてご意見をいただいたことを重く受け止めます。
   お話のとおりこれらの母子感染については一般的な知識の普及がまだ充分とは言えませんので、

   広く普及啓発を行う必要があると思っています。
   まずは、市町村職員を対象に研修を開催し、正しい知識の普及を行います。
   県のホームページにも掲載し、広く県民に周知していきます。
   また、妊婦さんに正しく知っていただくために、
   市町村が作成する母子手帳にこれらの感染症とその予防法を掲載するよう市町村に依頼をします。
   さらに、市町村で行う母親・両親学級など
   あらゆる機会を通じて感染を予防するための知識を普及啓発していくことも市町村にお願いをします。
   抗体検査を国に先行して公費で実施することについてですが、
   本来、公費負担の対象が地域で異なることは望ましくないと思います。
   このため、現時点でお話の感染症の検査を公費で実施することについては考えていません。
ご理解ください。

   なお、埼玉県は妊婦健診14回すべてに助成を行っており、
   妊婦1人当たりの公費助成額は関東の1都6県で最も高くなっています。
   来年度も妊婦健診の助成額を増やし、妊婦さんへの負担軽減を図ります。
  今後も、市町村と協力して検査項目の見直しなど、できることから早速取り組んでいきます。
   季節柄、お身体に気をつけください。
 
  平成25年 1月10日
 
                    埼玉県知事 上田 清司

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TBSドラマ「コウノドリ」内の病院にポスターが貼られました

現在放送中のTBSドラマ「コウノドリ」をご覧の方も多いのではないかと思います。
周産期医療をテーマにした、非常に「現実的な」ドラマです。
詳細は公式HPをご覧ください。→TBSドラマ コウノドリ

そのドラマの12/4以降放送 でトーチの会のポスター2枚が掲示されていたのを気づいていただけましたか?
ドラマ内のペルソナ総合医療センター産婦人科がトーチの会のポスターを採用してくれました!!
(実はパンフレットもお渡ししてありますが、今のところ、こちらはうつってはいません。)
漫画の原作者の鈴ノ木先生も気づいてくださったようで、twitterでコメントしてくださいました。
(↓私と先生との会話です)
私:素晴らしい原作があるからドラマも素晴らしいですね!
そういえばドラマでトーチの会の母子感染予防啓発ポスターを貼ってもらえたんですがお気づきになりました?
ぜひ漫画でもトキソやCMV取り上げてくださいm(__)m
鈴ノ木 ユウ@suzunokiyou 12月12日:
 ありがとうございます!はい、気付いてましたよ。風疹以外の母子感染症もいつか描ければとは思っています。。

 

コウノドリ1コウノドリ2 コウノドリ3 コウノドリ4 コウノドリ5 コウノドリ6ペルソナ6

これを機に、トーチ症候群、母子感染症に世間が関心を持ってくれると嬉しいなと思います。
また、今後、ドラマや漫画で、題材として取り上げられること期待します。
(ドラマは今週金曜で最終回を迎えますが、パート2制作を願います。)
最終話もトーチの会のポスターを探しながら見ようと思います。

啓発ポスタートキソプラズマ 啓発ポスターサイトメガロウイルス

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小児科ママ、管理栄養士パパによる子育て講座を聞いて~本部会員のつぶやきレポ~

トーチの会本部で協力会員として活動しているyeltsinです!

今回は10月24日(土)毎日新聞東京本社内、毎日メディアカフェにて開催された「小児科ママ、管理栄養士パパが伝えたい『ウソ?ホント?子育て情報の見分け方講座』」に一聴衆として参加してきましたのでその内容等をリポートします。
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登壇者は小児科医・森戸やすみさん、管理栄養士・成田崇信さん、翻訳家で「えるかふぇ」主宰のナカイサヤカさんのお三方でした。

(当日の様子が毎日メディアカフェのフェイスブックに紹介されていま
す。)

小児科分野や食べ物関係はトキソプラズマやサイトメガロなどトーチ症候群にも関わってくるのではないか、また私個人としても子育てをする上で本当に正しい情報を知りたい、そのような情報をつかむためのリテラシーを獲得したいと思い、このイベントに参加しました。

限られた時間の中で、エビデンス(科学的根拠)を示しながら数々の人づてに囁かれ続けた俗説を片っ端から解説していく森戸さんや成田さん。
中でも、現在授乳中の私は、母乳に関する話は前のめりになって聞き入りました。ケーキや脂っこいものは乳腺を詰まらせる、食べた物で母乳の味が変わるので刺激物は控えるべきなど、実際に私も直接言われた事のある話。ケーキや脂っこいものを口にするのは大抵非日常(結婚式に参列していたり、お客様を招いていたり)のシーンであって、そのような状況では普段のペースで授乳ができないことが乳腺炎になるきっかけになっているという説明は目から鱗でした。また、母乳にも恒常性(環境が変わってもいつも同じ状態を保てるようにできていること)があり、塩分を多くとっても血液はしょっぱくならないし、糖分を多くとっても血液は一定以上に甘くならないとのことで、食べた物がダイレクトに母乳の味に影響するという俗説も否定されました。

全体を通じて特に印象に残ったのは、「善意には根拠が必要だ」という言葉でした。
例えば身近な関係の人からの根拠のない伝説のような健康情報は、人間関係もあって「違うかな?」と思ってもなかなか否定しにくいところではありますが、聞かされた時にはサッと受け流し、自分から何か発信しようと思ったらきちんとその根拠を確認しましょう、というところは私にとって今後の参考になりました。

最後に、ナカイさんは、子育て中のお母さんがとにかく根拠のない情報に狙われやすいとおっしゃっていました。子育てというのは誰にとっても新しい体験であり、初めてで不安になるからこそ何でも調べますよね。そのためにターゲットにされやすいというのは、何も日本に限った事ではないそうです。
例えばトキソプラズマに関して「新鮮なお肉であればトキソプラズマに感染する心配はない」といった説をネット上等で見かけることがあります。(食中毒ではありませんので食肉の鮮度は問題ではありません。詳しくはこちらをご覧ください)
このように間違った情報に惑わされ、正しい予防法がきちんと伝わっていないという事態を避ける為にも、正しい情報の発信は今後の患者会活動としても大切な事につながると改めて考えました。

トークショーの内容はもちろん、今後の子育ての参考にしたいと思い、森戸さん、成田さんの著書を早速購入。私も勉強を始めることにしました。

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充実の講座だったので質疑応答も非常に盛り上がり、歓談にはあまり時間が割かれなかったのですが、せっかくの機会でしたので、森戸さん、成田さん、ナカイさんにそれぞれ当会のパンフレットと連絡先をお渡しさせて頂きました。
小児科医の森戸さんには当会の成り立ちと活動について簡単にお話しさせて頂くことができ、啓発のご協力を仰ぎました。風疹は広く知られるようになってきたけれど、トキソプラズマやサイトメガロはもっと広めていかないといけませんね、と仰っていただきました。
管理栄養士の成田さんにはトーチの会として妊娠中の食生活で注意すべき点(生肉は食べない等)についてアピールさせて頂きましたが、トキソプラズマについての注意点はすでにご存知とのこと。さらに今後の執筆や講演で機会があれば言及したいと仰っていただきました。
翻訳家のナカイさんには“Anything but a dog”という洋書(先天性CMV感染症の女の子が主人公の書籍)をご紹介し、兼ねてから読んでみたいこの本の内容について、翻訳の道筋をつけるにはどうすれば良いか伺うことができました。
大変勉強になり、さらに講演された先生・専門家の方々と直接お話しさせて頂ける機会を頂き大変感謝しております。

トーチの会が活動を始めて4年目に入ります。私自身はまだまだ知識不足を痛感することばかりです。
今後もこのような場があれば積極的に出向いて、常に正しい情報を学び続け、そして情報発信していこうと思いました。

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保護中: トーチの会 会報Vol.12 ピアサポーターとして学んできたこと&活動報告など

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保護中: トーチの会 会報Vol.11 ヘルペスウイルス研究会 活動報告 その他お知らせ

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沖縄県でのトキソプラズマ啓発講演(10/21)のご報告

10/21の講演http://toxo-cmv.org/blog/informations/1242/について北野先生よりご報告いただきましたのでご紹介させていただきます。

今回は16組の親子の参加だったそうです。
沖縄県ではレプトスピラ症も発生率が高いので、その話と一緒にトキソプラズマ症の講演を行割れたそうですが、やはり質問コーナーでの主な関心はトキソプラズマ症だったようです。

トーチの会にも最近は突っ込んだ、より細かなトキソプラズマに関する質問が寄せられるようになりましたが、一般のかたも、トキソプラズマに関して情報を得る機会が増えてきたということでしょう。
当会では自治体や医療機関を中心にパンフレットの配布協力をお願いしています。
そういった努力が実を結び始めたのかなとも思っております。

話し戻って、北野先生の講演でのことですが、そちらに、
数十年も前に「沖縄県内の動物におけるトキソプラズマ症蔓延」対策に奔走された、獣医さんも聞きに来られていたということです。
恐らくお母さん方に場所を譲るためでしょうが、80歳を超えておられるはずなのに「自分は会場の外で聞くよ」と遠慮して最後まで中に入らず、会場の廊下から立ったまま一時間も講演を聴講されたそうです。
一線を退いてなお、こうしてトキソプラズマ症を気にかけてらっしゃる先生がいるのですね。

ところで、この先生を含め、沖縄の畜産や公衆衛生に関わる獣医師のトキソプラズマ抗体価は軒並み高値だそうです。
動物での拡大が、ヒトへつながることをはっきりと理解しているからこそ、職務とはいえ、誰に称えられることもないのに、みな身を挺して蔓延の拡大を阻止しようと奮闘されているのです。

また、以前北野先生が行った講演を聞いて下さった方が読谷村(よみたんそん)のローカルラジオに出演しておられたらしく、その番組でトキソプラズマ症のことがラジオで紹介されたそうです。

北野先生の啓発講演のおかげで、トキソプラズマに関する正しい情報が沖縄でも広がっていってくれているようです。
コツコツやる、ということは本当に大事なことなのですね。
トーチの会も見習って、できることをしっかりコツコツと重ねていきたいと思います。

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第31回日本産婦人科感染症研究会学術集会 レポート

産婦人科感染症研究会日程表

産婦人科感染症研究会の初日の演題は、日程表を見ればお分かりの通り、母子感染症特集といった感じでした。
代表とウェブ担当のyuccaは初日の午前から会場入りし、ブースの設営後は、ひたすら演題を聞かせていただきました。

第31回日本産婦人科感染症研究会学術集会 HP
上記リンクから、シンポジウム、教育セミナーおよび一般演題のプログラム(演題タイトルと発表者)が確認できます。ご興味のある方はぜひご覧ください。

会場では先生方の活発な質問が飛び交い、母子感染症への対応に関して、現場での様々な疑問や問題があげられていました。
羊水検査で陽性なのに、実際出生した児は陰性なこともある?」「PCRは感度が高すぎる?二回やるべき?」「アビディティのカットオフ値は?28週未満でやってこそ特異度が上がる?」ウイルス量と症候性かどうかは関係ない?」「ABRのリバウンドは投薬が終えた後に起きる?肝障害も一緒に?」「VGCVの最新の投与期間は?」「症候性でもIgMが出ないこともある?」などなど…本当に先生方の熱心さが、会場の熱気となり伝わってきました。

ちなみにシンポジウム1 「母子感染〜妊婦スクリーニングの効果と課題」の座長は当会顧問の三井記念病院の小島俊行先生でした。
また、教育セミナーは藤井班(https://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201312021A)の班員である愛泉会日南病院 疾病制御研究所 所長の峰松俊夫先生で、「先天性感染(症)の診断・検査法の注意点」と題し、臨床医たちが診断のよりどころとしている検査法の詳細と問題点などを講義されました。そもそもの検査の基本的な仕組みを改めて勉強できたので、なんで偽陽性がおきるのか、なんで機器により反応が変わるのか、検体の輸送法がなんで大事かなどなど、よくわかりました。

イブニングセミナー 峰松先生峰松先生の教育セミナーの様子

頭をフルに使ってお勉強をした一日でした。

 

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