nikonikoさんの体験談

私の職場は、子どもたちと接する場所で、そこでお漏らしをした子の後始末をしたりすることもありました。

体験談寄稿 NO.3 nikonikoさん

2012/09/05 更新

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Data

  • 2011年生まれ
  • 先天性サイトメガロウイルス感染症

STORY

毎回妊婦健診では、週数より胎児が小さいと言われ、
「タバコを吸っていますか?」と聞かれました。

私はタバコは吸っていないので、「胎児が小さいのはタバコのせいじゃないとすれば、ドロドロの血液のせいなのではないか?」と自分で勝手に思って、食事に気をつけてみたり、 動きすぎると胎児が苦しくなると聞いては、忙しい仕事の中、できるだけ横になるようにしたりしていました。

とにかく次回の妊婦健診までに胎児が成長していないと危ないと言われたりもしたので、毎日不安に過ごしていました。

しかし、そのように気を付けて過ごしていたにもかかわらず、妊娠初期に歩くのもつらくなったので、産婦人科の院長先生に相談したところ、「うちの産婦人科でも妊婦は働いているけど、休んだりしてないよ。」との厳しい言葉…。

とは言え、幸い、職場の皆さんが気を遣ってくださり、病休でひと月ほど休ませてくれました。
ちなみに私の職場は、子どもたちと接する場所で、そこでお漏らしをした子の後始末をしたりすることもありました。

妊婦健診では、他の妊婦さんが順調に診察を終えていくのをいつも羨ましく眺めていました。
お腹に胎児の様子を見るための機械(NST)をつけたときも、ほかの妊婦さんは予定の時間で終わるのに、自分だけは取り直しを何度もされるので不安でした。

出産までこぎつけたものの、重度難聴が見つかりました。

そしてなんとか、出産まではこぎつけたものの、赤ちゃんの心臓に心室中核欠損が、またしばらくしてからは、重度難聴が見つかりました。

難聴が見つかった7ヶ月の時に、難聴の原因を調べましょうということで、内耳奇形がないかCTを、サイトメガロウイルス感染症がないか臍帯血の検査をしました。

遺伝子の検査もする予定でしたが、臍帯血からサイトメガロウイルス感染症の陽性反応がでたのでしていません。
この時点で、「先天性サイトメガロウイルス感染症」という診断がわが子に下ったのです。

すぐにガンシクロビルの粉末状のお薬をいただいて飲ませ、血中と尿中のサイトメガロのウィルスの量を見て服薬は一旦終わりました。

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もっと早く、胎児の成長が遅かった時点で感染がわかっていれば、出生後すぐに治療をしてあげられたのにと、とても悔やまれます。

私が通っていた産婦人科ではサイトメガロウイルス感染症を調べる項目はなかったし、先生の話にもなかったです。

だから、すべての産婦人科でサイトメガロの検査や予防方法を妊婦さんにしてくれるといいのにと思います。
そして、すべての赤ちゃんに、出生後すぐのウィルス検査を義務化してくれるといいのにとも思います。

現在、難聴の方は、現在聴覚支援学校と病院の耳鼻科に通い、治療中です。
人工内耳も視野に入れています。幸い心臓の方は手術して経過は順調です。
成長もゆっくりですが、とてもかわいい我が子です。

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