日本小児神経学会主催セミナーにて講師をしてきます

明日11/1、日本小児神経学会の第44回小児神経学セミナーにて森内教授と一緒に少しだけ講演をしてきます。
http://child-neuro-jp.org/info2/seminarsyuukai/seminar/seminar.html
(以下HPより)このセミナーは卒業3-5年後の小児神経学を志向する先生を主な対象としていますが、
若手を小児神経にいざない、地方で小児神経の分野で孤軍奮闘している先生方を応援し、
またベテランの先生方にも最近の進歩をブラッシュアップできるように、すぐに臨床に役立ち、
一方では脳科学の先端を知るべく、周到に企画、準備しており、例年、年齢・経験ともにさまざまな先生方が全国から参加されます.


小児神経学セミナー第1日目
<見落としてはいけない小児神経の病気>
国際会議場
15:30-16:40 TORCH症候群など
森内浩幸(長崎大 小児科)
渡邊智美(患者会「トーチの会」代表)

講義名:TORCH症候群

先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症はDown症候群の患者さんと同じ位います。
そして先天性トキソプラズマ症の患者さんは多発性硬化症より多く、神経線維腫症に
匹敵すると推定されています。「まさかsign01」と思う方〜それは見落としているからです。

皆さんがイメージするTORCH症候群は
「小頭症があって、頭部CTで石灰化があって、視力や聴力に障害があって、
紫斑や肝脾腫があって、特異IgM検査で陽性だったら診断できる」
というものではないでしょうか?
でもそういう患者さんはごく一部です。
実際にはTORCH症候群の臨床像は様々で、抗体検査では診断がつかないことが度々です。

何ら特徴が認められるわけではない難聴、弱視、てんかん、脳性麻痺、発達遅滞、
自閉症の子ども達の中に、TORCH症候群の患者さんがいます。
でもその子達は、きちんと診断することが出来ていたら重症化せずに済んだのかも知れません。
そしてその実態を認識し啓発に努めていたら、そもそも発症せずに済んだのかも知れないのです。

小児神経の専門家を目指す皆さんに、小児感染症医の立場から、
そして患者家族の立場から、この疾患を見落とすことがないように訴えていきたいと思います。

 長崎大学 大学院 医歯薬学総合研究科 教授 森内浩幸

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