トキソプラズマ原虫の電子顕微鏡写真トキソプラズマは家畜の肉や感染したばかりのネコの糞や土の中などにいる、ごくありきたりの原虫です。原虫と言っても、とても小さな単細胞動物なので目には見えません。

日本では大人になってから感染率が高くなる傾向にあります。 感染しても健康な人には全く問題ないのですが、妊婦が初めて感染した場合は、その胎児にも感染が及ぶことがあるので注意が必要です。

感染した胎児には、流産・死産、脳や眼の障害などが生じることがありますが、症状も障がいの重さも様々です。
そして、感染しても何も症状がないこともあるし、出生時に問題がなくても成長するにつれて症状が出る場合もあります。
特に重要なものは網脈絡膜炎による視力障害です。

TORCH症候群とは?

Q&A形式で理解できる「トキソプラズマ」入門編

監修:長崎大学 森内浩幸

トキソプラズマ、よくある質問編

監修:国立感染症研究所 永宗 喜三郎

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条

11か条をかわいいイラスト付きでプリントサイズにまとめました。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの予防だけでなく、妊娠中の様々な感染症からの予防について書かれています。妊娠中の方も、周りに妊婦さんがいる方も、知っていただきたい内容です。

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条 イラスト

\ NEW / 印刷して見える所に貼ろう! 11か条イラスト版PDF

11か条イラスト+解説(PDF)