獣医寄生虫学会誌第十三巻第二号に解説を寄稿いたしました

獣医寄生虫学会誌2015
獣医寄生虫学会誌第十三巻第二号(2014年12月)に
国立感染症研究所の永宗喜三郎先生( http://www.kisanagamune.com/Kisa1/Top.html
http://www.matryoshka-evolution.jp/meetings/di81hui-ri-ben-ji-sheng-chong-xue-hui-2012
http://medical-today.seesaa.net/article/77530830.html )と一緒に解説を書かせていただきました。
今号はトキソプラズマ特集とも言えるような内容です。
獣医寄生虫学会誌目次
 
▼獣医寄生虫学会HP
http://jsvp.umin.jp/kaishi.html
「トーチの会とその活動:母親たちの願いから啓発活動へ」
渡邊智美,永宗喜三郎
“The TORCH Association” and its activities: The enlightenment activity from mothers’ wish
Tomomi WATANABE and Kisaburo NAGAMUNE
獣医寄生虫学会誌トーチの会
今回はタイトルとおり、トーチの会の活動を紹介しながら、
「今、ヒトの間で何が起こっているかを、獣医師にも知ってほしい。また、啓発に是非積極的になってほしい」
というメッセージを送りました。
なので、よりヒトの病気である部分を意識してもらえるように体験談を抜粋して載せています。
獣医師といえば、動物だけを診る、と思いがちですが、実際は食肉に関する部分や人畜共通の感染症など、ヒトに関わる仕事がとても多く、獣医師法には以下の様な条文があります。

(保健衛生の指導)
第20条 獣医師は、飼育動物の診療をしたときは、その飼育者に対し、飼育に係る衛生管理の方法その他飼育動物に関する保健衛生の向上に必要な事項の指導をしなければならない

この獣医師法第20条の重みについても、この記事では触れさせていただきました。
ここにも記載されているように飼育者、つまり人間に、指導するのは、獣医師のお仕事の一つです。
ですから、トキソプラズマに関しても、例えばネコの飼育者、販売者に指導しても何らおかしくはないのです。
当会も、ネコを飼っている方から、妊娠中の扱いについてなど質問を受けることがあります。
(詳細はこちらをご覧ください→ http://toxo-cmv.org/toxo/cat/index.html )
ですから、獣医師も、ぜひ啓発にご協力いただけたらと思います。