取材希望の方へ「正しい情報発信の為にご協力お願いします」

取材希望の方へ

母子感染症に関して、取材したいと思ってくれてる皆さん、
興味を持ってくださり、お問い合わせいただきましてありがとうございます。

母子感染症についてたくさんの方に向けて、情報を発信することは非常に意味があります。
なので、私たちもなるべく多くのメディアに情報提供し、取り上げてもらえるように広報活動もしています。

しかし、そこで、実際に先天感染児を出産したお母さんたちを取材することの重さというのを決して忘れないでほしいと思います。
当会の会員は、何度も取材を受けてきていますが、「良いこと、うれしいこと」で、何度も取材を受けているわけでないことはわかりますよね。
ですから、かんたんにお話しているわけではないのです。

お話しするたびに、思い出すだけで辛い「子どもに感染させた自分を呪う気持ち」を何度も思い出すのです。
何度もつらい経験を頭の中で経験し直すという、残酷な作業であることをよく理解してください。
それでも、つらくても何度もお話しするのは、
自分の後悔する気持ちを無駄にしたくない、こんな思いをする母子をこれ以上増やしてはいけない、そうすれば自分のつらい経験も役に立つはず…
というある種、懺悔の様な、救いを求めるような気持ちからなのです。

悲しいことに、これをわかって下さらない記者もいます。
これまでに何度も取材をお母さんたちは受けていますが、
そういう辛い思いをしながら必死に伝えたい言葉をひねり出しているのに、
その大事な言葉を簡単にカットしたり、意図しない画像に結びつけてコメントを引用したりすることがあるのです。
視聴者の目を引き付けるためにやるテクニックの一つにすぎないことはわかるのですが、
現実問題として、取材を受けた方は傷つき、苦しむのです。

当事者のお母さんのブログを見てみてください。
フェイスブックを見てみてください。
ツイッターを検索してみてください。
いたるところに、お母さんたちへのひどい言葉が転がっています。

報道されると不特定多数の方が見て、見た人に対して何かしら影響をもたらすわけですから、
みんなが良い感想を持つわけではないことはこちらも重々承知です。
でも、意図していない報道のせいで、そんな誤解を受けてしまうとしたら…
そうなると、こちらはせっかく身を切って啓発のために情報提供をしているのに、
逆効果となり、ただ不利益だけが残ることになります。
何卒、そこはご理解ご協力お願いいたします。

ただでさえ、悩み苦しんでいるお母さんたちを、追い詰めるようなことは避けてください。
温かい配慮をお願いします。

「正しい情報だけ」を発信するようにお願いします。

以上をご理解いただいたうえで、取材希望の方は、今回の取材の意図などをまとめた企画書をおつくり下さい。
それを当事者であるお母さん方にお見せして、取材を受けてくれる方を募ります。宜しくお願い致します。

ホームページ上ですでに公開している情報に関してはご自由にお使いください。
ただし、出典は明記しての使用をお願いいたします。

トーチの会

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条

11か条をかわいいイラスト付きでプリントサイズにまとめました。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの予防だけでなく、妊娠中の様々な感染症からの予防について書かれています。妊娠中の方も、周りに妊婦さんがいる方も、知っていただきたい内容です。

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