妊娠中の感染予防のための注意事項 – 11か条 その1
石鹸と流水で、しっかり手を洗ってください。
水だけで洗うことが多いのですが、やっぱりダメですか?
手には目に見えない、細菌やウイルスなどの“病原体”がたくさん!
おなかの赤ちゃんを病気にしてしまうものもいるかもしれないから、できるだけ石鹸を使って殺菌しましょう!石鹸に強くて殺菌できない病原体がいたとしても、しっかり泡と流水で洗い流せば、その数は減りますよ。

 

特に以下の場合は念入りに洗ってください。

  • トイレを使用した後
  • 生肉、生卵、または洗っていない野菜や果実に触れた後
  • 調理や食事の用意をする前後
  • ガーデニングや農作業や公園の砂場遊びなど、土や砂に触れた後
  • ペットと触れ合った後
  • 病気の人の近くにいた後
  • 手に唾液や尿(特に乳幼児のもの)がついたとき
  • 小さな子どもと遊んだり世話をしたりした後
  • おむつを替えた後

 

石鹸と流水が使えない時は消毒用ハンドジェルの使用だけでも効果はあります。

人間の体には生まれつき備わっている病原体と戦うための力(自然免疫)がありますから、ちょっと病原体が体内に入ったからといって、それで即感染となるわけではありません。

体が戦いに負けるほど“大量”の病原体を体内に入れないように手洗いや消毒剤で病原体の量を“減らす”ことが予防となります。

 


(2) 子供と食器を共有、食べ残しを食べるのはやめましょう


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妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条

11か条をかわいいイラスト付きでプリントサイズにまとめました。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの予防だけでなく、妊娠中の様々な感染症からの予防について書かれています。妊娠中の方も、周りに妊婦さんがいる方も、知っていただきたい内容です。

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条 イラスト

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