妊娠中の感染予防のための注意事項 – 11か条 その10
感染症から自分と胎児の身を守るために、妊娠前にワクチンを打ちましょう。
注射は嫌いです!
それに、すでに妊娠していたらワクチンは打てませんよね??
いわゆる生ワクチンは妊娠中に打てませんが、不活化ワクチンなど打てるワクチンはあります。
現在妊娠している方は、打てるものは今のうちに、打てないものは出産後なるべく早く次の妊娠までの間に打ちましょう。自分が病気にならないため、おなかの赤ちゃんを守るため、また周囲にいる妊婦とそのおなかの赤ちゃんに感染させないため、妊娠を希望する人とパートナーはワクチンを打ちましょう!

 

妊娠中に打てるワクチンには、新型コロナウイルスワクチンインフルエンザワクチンB型肝炎ワクチン肺炎球菌ワクチンなどがあります。

妊娠中に打つことでその効果が胎盤を通じておなかの赤ちゃんにも移行し、生まれてからの赤ちゃんの感染予防に役立つこともあります。例えば生後半年以内の赤ちゃんはインフルエンザワクチンを打てませんが、妊娠中に打っておけば赤ちゃんを守れる可能性があります。

生ワクチンの、BCG(結核)、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、水痘(水ぼうそう)は妊娠していないときに積極的に打ちましょう。どれも妊娠中に感染すると早産やおなかの赤ちゃんに病気を引き起こす可能性がある恐ろしい病気ですから、打てるときに打っておきましょう。

 


(11) 感染している人との接触を避けましょう。


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妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条

11か条をかわいいイラスト付きでプリントサイズにまとめました。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの予防だけでなく、妊娠中の様々な感染症からの予防について書かれています。妊娠中の方も、周りに妊婦さんがいる方も、知っていただきたい内容です。

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条 イラスト

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