トキソプラズマとは何ですか?

トキソプラズマは、ヒトの細胞よりも小さい寄生虫です。単細胞の真核生物であり、ウイルスや細菌とは違います。

トキソプラズマは「羊や豚だけ」に感染する寄生虫だと誤解されることが多いですが、実際には、豚・牛・鶏・羊・馬・鹿・猪・鯨※など、『ほとんど全ての哺乳類や鳥類』に寄生することができます。
※鯨やイルカ等の海棲哺乳動物にもトキソプラズマは寄生する可能性があります。

そして、生き物の体内に入ったトキソプラズマは、脳・眼・筋肉などに潜伏して寄生し続けます。特に何も病気を起こさないことも多いのですが、トキソプラズマ症という感染症の原因にもなります。

トキソプラズマ原虫の電子顕微鏡写真トキソプラズマ原虫の電子顕微鏡写真

トキソプラズマにはどうやって感染するのですか?

監修 長崎大学 森内浩幸
協力 旭川医科大学 伴戸 寛徳

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条

11か条をかわいいイラスト付きでプリントサイズにまとめました。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの予防だけでなく、妊娠中の様々な感染症からの予防について書かれています。妊娠中の方も、周りに妊婦さんがいる方も、知っていただきたい内容です。

妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条 イラスト

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11か条イラスト+解説(PDF)