NPO法人 フローレンス 代表理事 駒崎弘樹さまより-10周年に寄せて
◯ NPO法人 フローレンス 代表理事駒崎弘樹さまより
医療的ケア児の保育・支援を行っているフローレンスは、トーチの会を心から応援しています。
と同時に、トキソプラズマやサイトメガロウイルスについての啓発を、もっともっと世の中に共に広げていけたらと思います。
共に頑張りましょう!!
NPO法人 フローレンス 代表理事 駒崎弘樹
NPO法人フローレンス
「訪問型病児保育」「障害児保育」「小規模保育」などを行いつつ、常識や固定概念にとらわれない新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団。
詳細はこちら
http://florence.or.jp/
駒崎弘樹
2004年にNPO法人フローレンスを設立。厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員。
プロフィール詳細はこちら
https://www.komazaki.net/profile/
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以前駒崎さんに、保育士・保育者、乳幼児に関わる職種の方々への啓発の必要性をお伝えしたところ、非常に理解を示してくださり、対談を企画してくださいました。
その対談は、日本病児保育協会のサイトに、以上の通り3回にわたって連載されました。
実は、先天性感染症のうち、サイトメガロウイルスや風疹といった体液にウイルスを排出するものでは、その先天感染児を保育園や幼稚園などが入園拒否することが多く報告されています。
しかし風疹と違って、サイトメガロウイルスは先天感染児以外の健康な子どもたちも、普通に感染して排出しているウイルスです。
健康な子ども同士が遊ぶうちに、唾液などを介して感染し合い、無症状に過ごすのは、ごく普通のことです。
健康な子どもたちは、感染しても問題となる症状はおきず、ほとんど問題となることはないのです。
しかし、トーチの会の会員から報告された事例ですが、入園を複数の私立保育園から断られ、公立保育園からは入園後に1年以上隔離保育されたことがありました。
こうした保育園、幼稚園など乳幼児と関わる側の無知により、つらい目に親子をあわせてはいけません。
今後も、駒崎さんにはぜひ、フローレンスや病児保育協会などで、保育者側への啓発をお願いできれば幸いです。
今後とも宜しくお願いいたします。
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2022年9月23日はトーチの会の発足10周年記念日でした。
10年間活動を続けてこれたことを記念して、当会の関係者や関係団体からトーチの会へメッセージを寄せていただきました。
その方・団体の紹介を交えて、メッセージをご紹介させていただいています。(掲載順序は不同です
妊娠中の感染予防のための注意事項-11か条
11か条をかわいいイラスト付きでプリントサイズにまとめました。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの予防だけでなく、妊娠中の様々な感染症からの予防について書かれています。妊娠中の方も、周りに妊婦さんがいる方も、知っていただきたい内容です。\ NEW / 印刷して見える所に貼ろう! 11か条イラスト版PDF